今週末は、土曜の診療後に大阪へ向かい、日曜に行われた日本肝臓学会の教育講演会へ出席してきました。
久々の大阪でしたが、やっぱり暑かったです。。。
教育講演会の内容は、B型・C型のウイルス性肝炎についてはもちろんのこと、
NAFLD/NASHといった非アルコール性脂肪性肝疾患、慢性肝不全、肝細胞がん、肝臓の病理、肝移植・・・など、
肝臓病に関して多岐に渡り、各分野の第一人者の先生方の講演を聞くことができました。
特にC型肝炎については、国内最大級の感染症で、現在も全国で180万人程度の罹患者がいるものと推測されています。
近年、C型肝炎の治療は大きく変化し、治る病気となりました。
これにより、肝炎から肝硬変への進展、肝細胞がんの発症を予防することができます。
地域の皆様へ、一度は肝炎ウイルスのスクリーニング検査を受けていただくよう啓発、普及活動を継続していくと共に、
肝臓専門医として、治療の必要性、有効性をしっかりとお伝えできるよう社会貢献できればと思っております。
肝臓に不安をお抱えの皆様、お気軽にご相談ください。
すぎやま内科皮フ科クリニック